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慈悲のメッタ瞑想をしてポジティブにいきましょう

瞑想と一口に言っても、様々な瞑想が世の中には存在しています。

 

基本は当然

何かに集中して雑念を消し去る

ということになりますが、その方法はいろいろあるものです。

 

前々回の記事で触れた食事・ムーブメント瞑想というのも、そんな瞑想の中の一つですよね。

 

 

今回は多種多様な瞑想の中でも、少し特徴的な"メッタ瞑想"について触れていこうと思います。
メッタ瞑想は、実践することでポジティブな感情を手に入れられるとも言われています。
ぜひ「ポジティブに生きていきたい!」という人は、この瞑想法も試してみるのも一つです。

 

ではどんな瞑想法なのか、順番にお話していきましょう。

 

メッタ瞑想(Metta meditation)とは

 

メッタ(metta)というのは、上座部仏教で主に使われる"パーリ語"から来ている言葉です。
この言葉の意味するところは、"慈悲"や"慈愛"というものです。

 

仏教でもこういった"慈悲"の精神を重要視していますが、それを瞑想に取り入れているというところでしょうか。
ちょっと宗教的に感じてしまうかもしれませんが、すること自体は宗教とは関係がありませんのでご安心を。

 

メッタ瞑想の実践方法

 

では実際にメッタ瞑想をどうやってやるのかですが、ポイントは

幸せであることを願うこと

なんです。

 

とはいえ、ただ自分が幸せであることを願うだけでは慈悲でも何でもないですよね。

 

メッタ瞑想では、その幸せを願う対象を徐々に広げていくというのが特徴なんです。

 

具体的な順番としては

 

1.自分

2.親しい人

3.生きとし生けるもの

4.自分が嫌いな人・自分が嫌われている人

 

という感じです。

 

ですから、最初は

"私が幸せでありますように"

というところから始まります。

 

そこから

"私の親しい〇〇さんが幸せでありますように"
"生きとし生けるものが幸せでありますように"
"私の嫌いな〇〇さんも幸せでありますように"

という風に広がっていくわけです。

 

"生きとし生けるもの"が最後ではなく、"嫌いな人や嫌われている人"が最後に来るというのがちょっと面白いところでもあります。
それだけ嫌いな人が幸せになるのを願うのは、抵抗が強いからということなんでしょう。
でも順番に願っていけば、嫌いな人の幸せを願いやすくなるというわけですね。

 

幸せであることを願うだけではなく、それに続いて安全であること、健康であること、願いが叶うことなども願うようにしていきます。
そうやって願いを祈っていくと、不思議なことに心が安らかになっていくのですよね。
これがメッタ瞑想と呼ばれるもののやり方となります。

 

もう少し簡単なメッタ瞑想の方法

 

たくさんのことを祈り続けるとなると、ちょっと時間がかかってしまいますよね。
そこで「世界のエリートがやっている 最高の休息法」という本でも紹介されていたメッタの方法についても紹介しますね。

 

世界のエリートがやっている最高の休息法 脳科学×瞑想で集中力が高まる [ 久賀谷亮 ]

 

こちらの本はストーリー仕立てになっているのですが、瞑想のことや脳科学のことなどについて興味深いことがたくさん書かれています。
少し前の本ではありますが、ベストセラーにもなっていた本ですので、興味がある方は是非ご一読ください。

 

そしてこの中で推奨されている方法は

 

1.通常のマインドフル瞑想を10分間行う

2.慈しみたい人のことを想像し、それによって生じる体の感覚や感情の変化に注意を向ける

3.その人に向けて

  「あなたが様々な危険から安全でありますように」

  「あなたが幸せで、心安らかでありますように」

  「あなたが健康でありますように」

  と心の中で唱える

 

というものです。

 

いきなり願う対象を自分の嫌いな人や自分が嫌われている人に向けることになりますので、その分時間は短縮できます。
しかし最初は嫌いな人の幸せを願うなんて、ちょっと抵抗があるかもしれませんね。

 

慣れてきてしまえば大丈夫かもしれませんが、はじめのうちは最初に挙げたように

自分→親しい人→生きとし生けるもの→嫌いな人

という風に、願う対象を広げていく方がやりやすいかもしれません。

 

メッタ瞑想の効果について

 

メッタ瞑想を続けていくことで、徐々に慈悲の心が芽生えてきます。

 

それによって得られることとして挙げられているものに、以下があります。

 

メッタ瞑想で得られるもの

・愛情
・慈しみ
・共感
・喜び
・寛容
・感謝

 

たしかに嫌いな人の幸せを願うようなことができていれば、当然寛容な気持ちにもなれますよね。
相手のことをいろいろ考えてあげることによって、共感や感謝の気持ちも生まれるというのも納得ではあります。

 

脳科学的にも、メッタ瞑想をすることで後帯状皮質の活動性を抑制することが明らかとなっているとのことです。
後帯状皮質は、以前お話したDMN(デフォルトモードネットワーク)で活動している部位ですよね。

 

「DMNって何?」って方は、以前書いたDMNについての記事もぜひ読んでみてくださいね。

 

DMN
【DMN】デフォルトモードネットワークとは? 分かりやすく解説してみます

続きを見る

 

メッタ瞑想をすることによって、悪いことをいろいろ考えてしまうようなDMNの働きを抑えることができるということになります。
それによって、前述した6つの感情を得ることでポジティブ思考になっていけるということですね。

 

簡単にできるメッタ瞑想にぜひ挑戦を

 

というわけで、今回はメッタ瞑想についてお話してきました。

 

メッタ瞑想の方法は、決して難しいものではありません。
あくまで"幸せを願うもの"となります。

 

ただ相手が最終的に自分が嫌いな人・嫌われている人にまで及ぶところがちょっと特徴的ではありますよね。
普段は嫌いな人のことを考えるとイライラしてしまったりするもの。
むしろ考えたくないと決めて、できるだけ忘れようとしているのではないでしょうか。

 

しかしそうやって抵抗すればするほど、逆に気になってしまったりしませんか?
自分はまさしくそうでした(笑)

 

しかしこのメッタ瞑想をすることで、嫌いな人の幸せを願うようにすると、不思議なことにそういうイライラも解消されてしまいます。
むしろ「何かしてあげようか」と思ってしまうぐらいで。
メッタ瞑想をすることで、たしかに感情的にも安定するような気はしています。

 

誰しも嫌いな人や嫌われていると感じている人はいるとは思います。
しかしその感情を持ち続けるのではなく、一歩立ち止まって"メッタ瞑想"してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら人間関係にも大きな変化が出てくるかもしれませんよ。
ついネガティブ思考に陥りがちだったり、人間関係がうまくいかないという人は、ぜひこの"メッタ瞑想"をお試しあれ。

 

世界のエリートがやっている最高の休息法 脳科学×瞑想で集中力が高まる [ 久賀谷亮 ]
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