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1万時間の法則を信じて継続することは重要です

みなさんは"一万時間の法則"って聞いたことがありますか?
結構有名な話ではあるので、どこかで耳にしたことはあるかもしれませんね。

 

今回はその"1万時間の法則"について、いろいろ考えてみたいと思います。

 

1万時間の法則とは?

この"1万時間の法則"というのは、マルコム・グラッドウェルさんが書いた「天才! 成功する人々の法則」という本の中で触れられているものです。

 

 

この本の中で、マルコムさんは

成功を成し遂げるには1万時間の練習が必要

と述べているのですね。

 

1万時間と簡単に言いますが、結構長い時間ですよね。
もし毎日3時間練習したとしても、1年間で1000時間ですから。

 

そう考えると

毎日3時間練習して10年間必要

ってことになりますよね。

 

もちろん毎日の練習時間にもよるのですが、これはなかなか気が遠くなるような時間です。
頑張って休まず毎日10時間やったとしても3年かかるのですから、ちょっと心折れそうになりますよね(^^;

 

本当に成功するには1万時間が必要?

 

ではこの1万時間という数字はどこからでてきたのでしょうか?

 

実はこの話は、バイオリンの奏者について、プロとして認められるまでに必要な時間を調査した結果から出てきた数字なんだそうです。
ただバイオリン奏者に限らず、何かで一流を目指す人については、同様に1万時間ぐらいの努力が必要という話になってきたのですね。

 

ですから、必ずしも"どんなことにおいても成功するには1万時間が必要"というわけではないのです。
そこは間違わないようにしないといけないですね。

 

どんなことには1万時間が必要?

 

この1万時間の法則、ではどのようなことにはあてはまるのでしょうか。

 

この法則は、なんと言ってもやはり技術的なことを磨くのに必要な時間と言えるのではないでしょうか?
いわゆる職人さんなんかもそうですよね。
もちろんそれ以外にも、プロスポーツ選手なども当てはまると思います。

 

そして当然のことながら、僕たちのような脳外科医にも関係してくる話なんですよね。
実際の手術においても、ある程度一人前としてやっていけるようになるには、やはり10年以上は必要なんじゃないかなって気がしています。
もちろんその置かれた環境や個人の努力によるところも大きいのですが、その技術に接している時間というのは非常に大切だと思うんですす。

 

手術については練習する機会というのがあまりないものなんですが、脳外科医も実は練習をしていることもあるんですよ。
脳外科の手術は細かい作業をするために顕微鏡を使ってすることが多いのですが、慣れていないと難しいもの。
1mm弱の血管などを操作しないといけないこともありますから。
それをいきなりやれと言われても誰でもできませんよねぇ。

 

そこで卓上の顕微鏡を使って、シリコン製の血管を吻合する練習をしたり、ガーゼの繊維の隣接する2本を細い糸で結ぶ練習なんかをしているんです。
その糸というのが10-0というサイズなんですけど、髪の毛よりも細いような糸なんです。
肉眼では見えるか見えないかという程度で。

 

そういったものを利用したりして、日夜技術を向上させようと練習をしていたりするわけです。
自分も若い頃は頑張ってやっていましたよ。
毎日1時間とか、仕事が終わった後にやっていたこともありましたからねぇ。

 

でもそのおかげで自信もついたし、技術力も付いたような気がしています。
それによって練習時間が1万時間まで到達したかは分かりませんが、そのおかげでプロとしてやっていけるだけの力はついたと思っています。

 

習得にかかる時間の長短について

 

そのように技術を習得するにはどうしても時間は必要となるのですが、やはりその時間は人によって様々だというのが個人的な印象です。
同じ技術を習得するにしても、人によってやはりスピードは違うものなんですよね。

 

いわゆる

ラーニングカーブ

というものですね。

 

手先の器用な人や、センスのある人なんかだと、同じ技術を身につけるまでの時間ってやはり早いんですよね。
そうすると、この1万時間の法則というのがすべてにあてはまるわけではないという気がします。

 

ただしこのラーニングカーブというものも、人によってそれぞれではあるんです。
習得が早い人は確かにある技術水準まで到達するのは早いのですが、逆にそこからの伸びしろがあまりなかったりすることもあります。
逆に習得するまでには時間がかかるけど、あるところを越えると加速度的に技術力がアップするという人もいたりします。

 

グラフにするとこんな感じですね。

 

 

これもどちらが良いというわけではないのですが、たしかにラーニングカーブが遅いスロースターターの人ほど、時間をかけて努力する人が多いような気がします。
そうするとこだわって練習するためか、最終的にすごい技術を身につけていたりすることも。

 

もちろん、ラーニングカーブが早いうえに、さらにこだわって練習してさらに技術を延ばす人が最強だとは思います。
でもラーニングカーブが遅いからと言って、あきらめずに続けていれば、それなりの成果を手に入れることができる可能性が十分にあるのです。

 

自分もどちらかというと、ラーニングカーブが遅い方でしたが、なんだかんだ言って、今ではそこそこの技術を手に入れることができましたから。
とにかくあきらめずにやり続けることが重要だと思います。

 

 

何よりも継続が重要です

 

というわけで、今回は"1万時間の法則"というものについて考えてみました。

 

1万時間の法則というのは、ある意味正しい面もあるのですが、すべてのことにに当てはまるというわけではないような気がします。
またその技術を身につけたいと思う人の能力やラーニングカーブによっても、その時間は異なってくると思われます。

 

ただ何と言っても重要なことは

技術向上のために練習を継続すること

というのは間違いがないと思います。

 

どんなことにしろ、成功をおさめたければ、一つのことを継続してやり続けるということは非常に重要なことです。
諦めてしまっては、そこで終わってしまいますからね。

 

なかなか結果が出なくて嫌になってしまうこともあるかと思いますが、先ほど書いたラーニングカーブは人によって違うんだよってことを思い出して、成果を手に入れるまで頑張ってやっていくようにしましょう!!

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